杉山コンテックの自己破産
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杉山コンテックの自己破産にはどのような原因があったのか。今回自己破産した杉山コンテックは大正八年、つまり一九一九年、約百年前に創業された老舗中の老舗。杉山コンテックのような老舗のゼネコンが自己破産による倒産をするのは、ひとつにはやはり最近の公共工事の減少が大きく関与しているようだ。公共工事の減少はそのままゼネコンの収入が減ることを意味する。杉山コンテックの場合も、やはり公共工事の減少の影響が大きく、そこから借り入れの増加が最終的には収入よりも多くなってしまったそうだ。破綻である。
さらにそれだけにとどまらず、杉山コンテックの不透明な会計処理があったことがわかり、資金の支援がなくなってしまったことも自己破産へ拍車をかけたようだ。杉山コンテックなどの老舗企業に対する風あたりが厳しくなったことは何もここだけに限ったことではなく、最近では老舗の看板は融資を受けるための条件としては厳しくなったのが現状で、老舗企業は老舗の看板に頼らず、経営していくことが求められている。中部国際空港の建設にも関わった杉山コンテックは売り上げが最大時には百五十七億円、昨年が五十五億円ということだから、公共工事の減少がどれだけ杉山コンテックにダメージを与えたが現実の数字ではっきりと見て取ることができる。また、杉山コンテックの負債額は七十億円にも達するそうで、下請け業者や関連企業の連鎖倒産などが起こらないか注意しておいたほうが良いかもしれない。